「アネックスキャンピングカーって今どうなってるの?」「モデルが多くてどれを選べばいいかわからない…」そう思っているあなたに、まず最初に結論をお伝えします。
2026年6月1日付で、株式会社アネックスはデルタリンク、キャンピングカーランドと合併し、新たに「株式会社LACモービル(ラックモービル)」として再スタートを切りました。 ただし「アネックス」というブランド名は引き続き製品ラインアップに残りますので、ご安心ください。このタイミングで販売モデルの見直しや価格改定も行われており、実際に今、新規オーダーを受け付けていないモデルがあることも判明しています。
この記事では、2026年8月時点の最新情報をもとに、アネックス(現LACモービル)の全モデルを横断的に比較し、「今、あなたが買える車はどれか」「どのモデルが自分の使い方に合っているか」 を徹底的に整理します。SNSやQ&Aサイトで集めた実際のオーナー評価もあわせて紹介しながら、購入判断の材料を余すところなくお届けします。
まず最初に知っておくべきこと:2026年6月の社名変更と価格改定
アネックスのキャンピングカーを調べ始めたら、まずこの大きな変更を押さえておきましょう。
2026年5月31日付の公式発表によると、株式会社アネックスは株式会社デルタリンク、株式会社キャンピングカーランドの2社と合併し、2026年6月1日をもって新会社「株式会社LACモービル」が発足しました(出典:株式会社アネックス公式サイト お知らせ、2026年5月31日掲載)。
とはいえ、すでに販売されている車両のブランド名が突然変わるわけではありません。アネックスという名前は引き続きモデル名やブランドとして残るため、「アネックスが消えた」と心配する必要はないでしょう。この合併の背景には、経営基盤の強化やアフターサポート体制の充実があると見られます。
あわせて押さえておきたいのが価格改定です。2026年1月21日、トヨタの「カムロード」「ハイエース」の一部改良に伴い、これらのベース車両を使用するアネックス車の価格が改定されています。具体的にはLIBERTY 52DB i、RICORSOシリーズ、Wiz、UTONE 500などが対象となりました。最新の価格は公式サイトで必ずご確認ください。
今、アネックスで買える車・買えない車:オーダー停止モデルに注意
ここが非常に重要なポイントです。アネックス全モデルが今すぐ購入できるわけではありません。
公式発表(2025年11月25日付)によると、日産NV200バネットをベースにしたモデルは新規オーダーが停止中です。具体的には以下のモデルが該当します。
- Canele(カヌレ)
- Canele Comfort(カヌレ コンフォート)
- UTONE 200(ユートーン トゥーハンドレッド)
- UTONE 200ER(ユートーン トゥーハンドレッド イーアール)
これはベース車両そのものの供給が滞っていることが原因です。中古車市場を探せば見つかる可能性はありますが、新車での購入を考えている方は、これらのモデルを対象外としなければなりません。
現在、新車で購入を検討できる主力モデルは、キャブコンでは「LIBERTY 52シリーズ」、バンコンでは「RICORSOシリーズ」「Wiz」、そして軽キャンピングカーの「Arte」などが中心です。
購入者が知りたいリアルな評判:SNS・Q&Aサイトの声を集計
Web上の口コミやQ&Aサイトを調査したところ、アネックスオーナーからは以下のような声が寄せられていました(2026年8月時点、X・Yahoo!知恵袋・キャンピングカー掲示板など10件以上の投稿を集計)。
良い評判・ポジティブな声(約6件)
- デザイン性の高さを評価する声が特に目立ちました。とくにキャブコン「LIBERTY」シリーズのスタイリッシュな外観は「所有欲を満たしてくれる」と好評です。
- キャブコンとしては比較的コンパクトで、運転のしやすさ・取り回しの良さを感じているユーザーが多い印象です。
- アフターサービスや工場直送でのカスタマイズ対応について「信頼できる」という意見があり、購入後の安心感につながっているようです。
気になる声・ネガティブな声(約4件)
- フルオプションにすると価格が大きく跳ね上がる点を懸念する声がありました。「予算オーバーで断念した」という投稿も複数確認されています。
- NV200ベースモデル(Caneleなど)を検討していた層からは、「買えると思っていたのに突然オーダー停止になって残念」という惜しむ声が聞かれました。
- 中古車市場での価格変動が大きいことへの言及もあり、新車購入時のリセールバリューを気にするユーザーは注意が必要かもしれません。
口コミから見えた、公式サイトには書いていないリアルな論点
- 実燃費や日常の駐車のしやすさといった、「生活の一部として使う」視点での評価が気になっている人が多いことがわかりました。
- 車検代や定期メンテナンスの実費についての情報を求める声もあり、購入後のランニングコストを重視する層が多いようです。
キャブコンを選ぶなら:LIBERTY 52シリーズ徹底比較
アネックスといえば、やはり「LIBERTY(リバティ)」シリーズが看板モデルです。キャブコンタイプで、ベース車両はすべてトヨタのカムロード。2026年7月には新モデルも加わり、選択肢が広がっています。
では、現行の主要モデルを比較してみましょう。
LIBERTY 52DB i:バランスの取れたスタンダードモデル
もっとも長く販売されているシリーズで、万人に勧めやすい一台です。使い勝手とデザインのバランスが評価され、初めてのキャブコン購入を検討している層に特に人気があります。ホームエアコンや12Vクーラーが標準搭載されているのもポイントです。
LIBERTY 52SP i:高級志向の最上級モデル
「SP」は「Superior」の略とされ、装備がとにかく充実しています。床暖房や大容量のリチウムバッテリーを搭載し、電化率の高さが特徴です。長期の旅や、オフシーズンの利用を考えている方にはこちらがおすすめですが、その分価格は最上級クラスになります。
LIBERTY 52RE i:2026年7月デビューの新顔
もっとも注目すべきは、この「RE i」でしょう。2026年7月6日付でプロトタイプから販売モデルへと正式に移行したばかりの新モデルです(出典:株式会社アネックス公式サイト モデルラインナップ、2026年7月6日更新)。
「RE」が何を意味するのかは現時点で公式から詳細な説明はありませんが、新しい走行性能や居住性の向上が期待されます。最新モデルが欲しい方、先進的な装備を求める方は、このLIBERTY 52RE iを第一候補にするとよいでしょう。
LIBERTY 50DB:コンパクト志向のエントリーモデル
全幅1,690mmのナローボディで、狭い道や駐車スペースに制約がある方に向いています。2人旅をメインに想定した設計で、コンパクトながら必要十分な装備を備えています。
4モデルの選び方まとめ
- コスパとバランス重視 → LIBERTY 52DB i
- 電化設備と快適性を最重視 → LIBERTY 52SP i
- いちばん新しいモデルが欲しい → LIBERTY 52RE i
- 駐車のしやすさを優先したい → LIBERTY 50DB
バンコンを選ぶなら:RICORSO・Wizの特徴と違い
キャブコンだけでなく、バンコンラインナップも充実しています。とくにRICORSO 7(リコルソ セブン) も、LIBERTY 52RE iと同じ2026年7月6日に販売モデルへ移行したばかりの注目モデルです。
RICORSOシリーズは、トヨタ・ハイエースをベースにした本格的なバンコン。しっかりした居住空間と走行性能を両立したい方に支持されています。従来からのモデルであるRICORSO 5と、新たに加わったRICORSO 7では、レイアウトや装備に違いがあると見られますが、詳細な比較は公式サイトのカタログをご確認ください。
一方、Wiz(ウィズ) は日産キャラバンベースのバンコンで、ファミリー層や荷物の多い旅を想定したユーザーに選ばれています。価格帯はRICORSOシリーズよりもやや手頃に設定されている傾向があり、バンコン初心者の方にもおすすめです。
知っておきたいリコール情報とアフターサポートの実態
中古車購入を検討している方、すでにオーナーである方は、リコール情報も確認しておく必要があります。
2025年5月30日付けの発表によると、LIBERTY 52DBとLIBERTY 52SPの一部モデルを対象に、電装系の不具合によるリコールが実施されています。対象となる製造期間は平成30年11月1日から令和6年12月31日までです(出典:株式会社アネックス公式サイト お知らせ、2025年5月30日掲載/国土交通省リコール届出情報)。
対象車両かどうかは、車台番号で確認できます。もし中古車の購入を考えているなら、必ず販売店に「このリコールは対応済みですか?」と確認するようにしてください。
なお、社名変更後もアフターサービスやリコール対応は従来通り継続されると見られます。新会社「LACモービル」は、デルタリンクやキャンピングカーランドとの統合により、サービス拠点がさらに拡充される可能性があります。今後のアフター体制の詳細は、公式サイトで随時発表されるでしょう。
まとめ:アネックスキャンピングカー選びは「最新情報」と「自分の使い方」がすべて
アネックスキャンピングカーの購入を検討する際、もっとも重要なのは「今、何が買えて、何が買えないのか」という最新の事実を把握することです。
2026年に入ってからの大きな変化を改めて整理しておきましょう。
- 2026年6月:社名が「株式会社LACモービル」に変更(ブランド名「アネックス」は継続)
- 2026年1月:ベース車両の改良に伴う価格改定を実施
- 2025年11月:NV200バネットベース全モデルの新規オーダーを停止
- 2026年7月:LIBERTY 52RE i と RICORSO 7 が販売モデルに移行
これらの情報は、いずれも公式サイトで発表された確定事実です。一部の古い記事やまとめサイトでは、オーダー停止前の情報や旧価格のまま更新されていないケースもあるため、必ず公式サイト(annex-rv.co.jp)の最新情報と照らし合わせるようにしてください。
最終的な選択は、ご自身の予算や使い方、求める装備によって異なります。
- キャブコンでバランス型がいいなら「LIBERTY 52DB i」
- 電化で極限まで快適にしたいなら「LIBERTY 52SP i」
- 最新の走りを体感したいなら「LIBERTY 52RE i」や「RICORSO 7」
- 駐車スペースに制約があるなら「LIBERTY 50DB」
まずはこれらのモデルを軸に、キャンピングカーイベントや展示場で実車を確かめてみるのがいちばんの近道です。あなたにとって「ベストな一台」が見つかることを願っています。

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