キャンピングカーフリード、気になって調べ始めたあなた。もう「どのメーカーがいいんだろう?」という壁にぶつかっていませんか?
答えを先に言います。2026年8月時点で、フリードベースのキャンピングカーを選ぶなら、夏の快適性を最優先するならルートシックスの「リエラ」、インテリアの質感やブランド力を重視するならロッキー2の「フリードクロスターMV」が有力な選択肢になります。
でも、どちらも400万円前後する大きな買い物。カタログスペックだけじゃ、実際に暮らすイメージが湧かないですよね。
実は、ネット上の口コミを見ると「寝るたびに荷物を移動させるのが面倒」「5人乗れるけど寝られるのは2人だけ…」といった、広告だけではわからないリアルな声も見つかります。この記事では、そんな「買ってからのギャップ」も含めて、ロッキー2とルートシックスの最新モデルを徹底比較。さらに、一般的なキャンピングカー解説ではあまり触れられない、「3ナンバー登録のまま」というメリットや、荷物問題への具体的な対策まで掘り下げて解説します。
フリードのキャンピングカー購入を真剣に考えているあなたに、納得のいく選択をしてもらうための情報をお届けします。
なぜ今、フリードベースのキャンピングカーが熱いのか?
まず、前提として押さえておきたいのが、ベース車両であるホンダ・フリードの圧倒的な人気です。2025年にはホンダ国内でなんと90,437台が販売されており、ホンダの国内販売台数トップを記録しています(Be-PAL調べ、2026年6月時点)。つまり、それだけ多くの人が日常使いにしているクルマだからこそ、「このクルマでキャンプや旅行をもっと快適にしたい」というニーズが自然と生まれているんですね。
さらに、2025年1月の東京オートサロン2025でロッキー2が発表した「フリードクロスターMV」がきっかけで、この市場は一気に盛り上がりました。従来のキャンピングカーというと、大きくて運転が大変、駐車が怖いというイメージがありましたが、フリードベースは乗用車と同じ感覚で運転できるのが最大の強み。専用の8ナンバー登録ではなく、普通の3ナンバー登録のまま架装できるモデルが多いのも、維持費や保険の面でメリットを感じるポイントです。
最新モデル比較:ロッキー2「フリードクロスターMV」 vs ルートシックス「リエラ」
それでは、現在最も注目されている2つのモデルを、具体的な数字とともに見ていきましょう。
| 比較項目 | ロッキー2「フリードクロスターMV」 | ルートシックス「リエラ」 |
|---|---|---|
| ベース車両 | amazon_link product=”ホンダ フリード クロスター” | ホンダ フリード クロスター (5人乗り) |
| 参考価格(車両本体) | 4,345,700円〜 | 3,995,200円〜 |
| 就寝スペースサイズ | 全長1,800mm × 全幅1,270mm | 全長1,900mm(幅の公表値はなし) |
| 特徴的な標準装備 | 92Ahサブバッテリー、走行充電器、木製サイドシェルフ | ルーフクーラー、2000Wクラスポータブル電源対応収納 |
| コンセプトの違い | 乗用車ライクな運転感覚と、上質な木目調インテリアによる「ワゴンライフ」 | 夏場の車中泊でも快適な「L字リビング」レイアウトと高い居住性 |
※両モデルとも2026年8月時点で公式サイトおよび報道各社にて公開されている情報に基づきます(参照:ロッキー2公式サイト、Be-PAL 2026年6月18日記事)。
この表を見て、まず価格に約35万円の差があることがわかりますね。ルートシックス「リエラ」の方がリーズナブルな設定ですが、その代わりにルーフクーラーが標準装備されている点は見逃せません。夏の猛暑の中で車中泊をすることを考えると、これはかなり大きなアドバンテージです。
一方、ロッキー2「フリードクロスターMV」は、価格は高めですが、木製のサイドシェルフなど内装の質感にこだわりを感じます。長く所有することを考えれば、インテリアの満足度も重要な判断軸になるでしょう。
ここで気になるのが就寝スペースの長さ。ロッキー2が1,800mmなのに対し、ルートシックスは1,900mmです。身長が高い方や、ゆったり寝たい方には、この100mmの差が意外と大きく感じるかもしれません。
口コミから見える「購入後のリアル」と「思わぬギャップ」
さて、ここからはカタログには載っていない、実際にユーザーから聞こえてくる生の声を紹介します。X(旧Twitter)や中古車サイトのレビューを調べてみると、いくつかの共通した意見が見えてきました。
まず、圧倒的に多かったのが「運転しやすさへの満足」です。フリードはもともとコンパクトなミニバンなので、キャンピングカーにした後も取り回しが良いのは当然と言えば当然ですが、「普通のミニバン感覚で駐車も楽」「SUVよりも車高が低いから子供や年配の親も乗り降りしやすい」という声が複数確認できました。これは、ハイエースやデリカなどの本格的なキャンパーとは一線を画す、フリードならではの強みですね。
しかし、その一方で多くのユーザーが口を揃えて言及しているのが「荷物問題」です。具体的には、「寝るたびに荷物を運転席側に移動させて、スペースを作るのが本当に面倒」「思ったより収納が少なくて、キャンプ道具を全部積むのが大変」といった趣旨の投稿が複数見られました(2026年8月時点の各種SNSおよびレビューサイト調査より)。
これはかなり重要なポイントです。ロッキー2もルートシックスも、後部座席をフラットにすることでベッドスペースを作るレイアウトが基本。走行時は5人乗れる状態をキープしつつ、就寝時には荷物をどかしてベッドにするという“二度手間”が発生するわけです。この記事を読んでいるあなたは、この「荷物の積み替え作業」を想像したことがありましたか?意外と盲点になりがちですが、車中泊を頻繁にするなら、この手間をどう減らすかが快適さの分かれ目になります。
また、価格に対する印象も興味深いところです。「5人乗れるのに寝られるのは2人なのに、400万円近くするのは高い」という価格対効果に対する厳しい意見も見受けられました。これは、メーカーの宣伝文句だけを見て「ファミリーでキャンプに行ける!」と期待して購入すると、後で「あれ?みんなで寝られないじゃん」となるギャップを生みやすいポイントだと言えます。
「荷物問題」どうする?購入後の対策アイデア
では、この「荷物問題」にどう向き合うか。実際にできる対策をいくつか考えてみましょう。
対策1:収納ボックスの徹底活用
まず基本は、収納ボックスを導入して、荷物を“ユニット化”することです。就寝時に移動させる荷物を、なるべく少なく、かつ一括で動かせるようにする。例えば、キャンプ道具一式を大きなコンテナにまとめておき、就寝時にはそのコンテナを運転席や助手席に積む、というルーティンを作ってしまうのです。これだけでも、バラバラに積んでいたものを片付けるストレスはかなり軽減されます。
対策2:ルーフボックスの設置
もう一つは、ルーフボックスを後付けする方法です。フリード自体はルーフレールが標準装備されているグレードもあるので、そこにルーフボックスを載せれば、寝具やテーブルなど、車内には置いておきたいけど嵩張るものを外に出すことができます。ルートシックスの「リエラ」はルーフクーラーが標準装備なのでルーフボックスは難しいかもしれませんが、ロッキー2の「フリードクロスターMV」を選ぶ場合などは、ぜひ検討したいオプションです。
これらの対策は、口コミで挙がっていた「面倒」という声を、事前に想定して準備しておくことで、購入後の満足度を大きく左右するはずです。
知っておきたい「3ナンバー登録」という強み
ここで、フリードベースのキャンピングカーを選ぶ上で絶対に外せないメリットを改めて確認しておきましょう。それは、「3ナンバー登録のまま」であることです。
これは、ロッキー2が公式に「8ナンバーのキャンピングカー登録はせず、3ナンバー仕様のまま」と明言していることからも明確です(ロッキー2公式サイトより)。
つまり、自動車税がキャンピングカー(8ナンバー)よりも安くなる場合が多い、任意保険も乗用車扱いになるので継続しやすい、そして何より車検のハードルが低いというメリットがあります。8ナンバーは構造変更が必要で、定期的な点検も厳格ですが、3ナンバーのままだと普通のフリードとほぼ同じ感覚で維持できます。維持費まで考えると、単に購入価格が安いだけでなく、長い目で見たコストパフォーマンスに直結するポイントですね。
フリードキャンパーを選ぶ前に「あなたのライフスタイル」と照らし合わせる
さて、ここまでの情報を踏まえて、最終的にどう選べばいいのか。もう一度、あなたの使い方を想像してみてください。
ルートシックス「リエラ」が向いている人
- 夏場のキャンプや、暑い時期の車中泊を頻繁に楽しみたい人
- 就寝スペースの広さを優先したい人(ベッド長1,900mm)
- 予算をできるだけ抑えつつ、必須装備はしっかり揃えたい人
ロッキー2「フリードクロスターMV」が向いている人
- インテリアの質感や、所有する喜びを大切にしたい人
- ルーフボックスを追加で載せて、収納力をアップさせたい人
- ブランド力や、アフターサポートの実績を重視する人
どちらも間違いなく良いクルマですが、「荷物の積み替え」という現実的な課題や、「本当に5人乗りが必要か」という視点は、購入前に家族で話し合っておいた方がいいでしょう。「みんなでキャンプに行きたい」という夢と、「実際にどう使うか」という現実のバランスを見極めることが、後悔しない買い物の秘訣です。
フリードのキャンピングカーは、日常の足としても使えて、週末は非日常を楽しめる、まさに理想的な選択肢の一つです。ロッキー2とルートシックス、それぞれの個性をしっかり理解した上で、あなたにとって最高の相棒を見つけてくださいね。

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