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セリアの遮光カーテンは本当に暗くなる?夜の透け方を実際に検証してみた

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「セリアで買ったカーテン、夜になると外からどう見えるんだろう……」そんな不安を抱えている方は少なくありません。実際に筆者も同じ疑問を持ち、複数のSNSや口コミサイトを調べてみたところ、「思ったより透けててびっくりした」「シルエットがはっきり見えてしまって、すぐに別のカーテンに替えた」という声が複数見られました。

結論から言います。セリアのカフェカーテンには、遮光を目的とした性能はほぼ期待できません。夜間に室内の明かりをつけると、外から人影や動きがはっきりと確認できるレベルです。本記事では、実際のユーザーの声や他社製品との比較データをもとに、セリアのカーテンが「どこまで防犯・プライバシー保護に役立つのか」を徹底検証。さらに、どうしてもセリアのデザインを使いたい場合の対策アイデアもご紹介します。

セリアのカーテンは「遮光」を目的に作られていない

まず押さえておきたいのが、セリアのカーテンがそもそもどんな製品なのかという点です。セリアで販売されているカーテンは、ほとんどが「カフェカーテン」と呼ばれるタイプ。サイズは約40×80cm程度の小窓向けが中心で、110円〜330円という手頃な価格帯が特徴です(macaroni、2025年12月時点の商品紹介より)。

デザインは北欧柄や花柄、刺繍入りなどバリエーション豊富で、インテリアのアクセントとしての人気が高いのですが、「遮光」という言葉は商品名や説明にほぼ登場しません。つまり、セリアのカーテンは明るさを遮ることを目的とした商品ではなく、あくまで「装飾」や「目隠し」の補助的な役割を想定して作られているのです。

ある情報サイトでは「セリアにも遮光カーテンがある」と紹介されているケースも見られますが、2024年以降の複数の検証記事をあたったところ、実際に「遮光」を謳った製品の取り扱いは確認できませんでした。セリア公式の商品ラインアップにも、遮光等級を明記したカーテンは存在しません。

夜間の透け方はどの程度? 実際の口コミから見るリアルな声

では、実際にセリアのカーテンを使っている人は、夜間の透け具合をどう感じているのでしょうか。X(旧Twitter)やインテリア実例サイト「RoomClip」、Yahoo!知恵袋などで収集した口コミ(2026年8月16日時点)を要約すると、以下のような傾向がありました。

ポジティブな声としては、「デザインが可愛くて気分が上がる」「小窓にぴったりのサイズがあった」「価格が安いので季節ごとに取り替えられる」といったものが複数見られました。購入後の満足度はデザイン面で高いようです。

一方でネガティブな声・不満として最も多かったのは、やはり「遮光性のなさ」についてです。「夜に外から見たら、部屋の中の人の動きがはっきりわかってしまった」「『遮光カーテン』と書いてあった気がして買ったけど、全然暗くならなかった」という趣旨の投稿が複数確認されています。

特に衝撃的だったのは、「部屋の明かりをつけたまま外に出て、自分の部屋を確認したらシルエットがまる見えでゾッとした」という声です。こうした体験談は、プライバシーや防犯の観点から、セリアのカーテンが想定外のリスクをはらんでいることを示しています。

ダイソーやニトリと比較するとどう違う? 遮光性能を数値で検証

セリアのカーテンの性能をより正確に把握するため、同じ100均のダイソー、そして本格的な遮光カーテンを販売するニトリと比較してみました。各製品の特徴を表にまとめると、以下のようになります(各社公式サイトおよび検証記事をもとに作成)。

比較項目セリア(カフェカーテン)ダイソー(遮光カーテン)ニトリ(遮光1級カーテン)
夜間の透け感(目安)シルエットがはっきり確認できるうっすらと人影や動きが確認できるほぼ完全に遮断される
遮光等級の有無なしなし(「遮光」表記はあるが等級記載なし)あり(1級〜3級が明記)
主なサイズ展開約40×80cm程度(小窓向け)100×140cm程度(中型窓向け)多様(セミオーダー〜既製サイズ豊富)
主な用途装飾・簡易的な目隠し簡易遮光・仮住まいの窓対策本格遮光・断熱・防犯
参考価格(税込)110円〜330円330円〜770円2,000円〜8,000円以上

この表を見ると、セリアのカーテンは他社と比較して価格とデザイン性では優位性があるものの、遮光性能ではまったく別次元の製品だということがわかります。ダイソーにも「遮光」と表記されたカーテンはありますが、こちらも遮光等級までは明記されておらず、あくまで「簡易的な遮光」の位置づけです。

なお、元カーテン販売員による専門的な見解(パンクンカーテン、2024年以降の情報)でも、「100均の遮光カーテンは、遮光等級を取得している本格的な製品とは比べ物にならない」と指摘されています。値段なりの性能であることを理解した上で使うのが賢明でしょう。

防犯・プライバシーの観点で知っておきたいリスク

ここで特に気をつけたいのが、防犯面でのリスクです。夜間に室内の明かりが外から見えるということは、生活リズムや在宅状況を外部に知られやすいということを意味します。一人暮らしの女性や、1階の部屋に住んでいる方は特に注意が必要です。

あるユーザーは「セリアのカーテンを取り付けた翌日、通りがかりの人に部屋の中をチラ見されて気持ち悪かった」と投稿していました。また「外から部屋の中の家具の配置までわかってしまった」という声もあり、単なる「見られる」不安だけでなく、実際に空き巣などの犯罪リスクに直結する可能性も否定できません。

この点について、セリアのカーテンを「防犯対策」として使うことは、公式には推奨されていません。製品の目的や仕様からしても、そうした用途は想定外であると見るべきでしょう。

それでもセリアのデザインを使いたい! 遮光性を補う3つの対策

とはいえ、セリアのカーテンのデザインは本当に魅力的です。「どうしてもこの柄を使いたい」という方のために、遮光性の低さを補う具体的なアイデアをいくつかご紹介します。

① 既存の遮光カーテンと重ねる

最も確実な方法は、内側または外側に本格的な遮光カーテンを取り付け、その上からセリアのカーテンを装飾として重ねることです。遮光性能は遮光カーテンが担い、セリアのカーテンは見た目のアクセントになります。窓枠の奥行きに余裕があれば、ツインレールや伸縮式のポールを活用すると簡単に実現できます。

② ダイソーの「はぎれ」を目隠しに活用する

100均の「はぎれ」を活用する方法もあります。あるDIYブログ(はじちょろ、2023年以降の情報)では、ダイソーで販売されているはぎれを窓に貼ることで、既製の100均カーテンよりも透けない目隠しができると検証されていました。マグネットや両面テープで簡単に取り付けられるので、賃貸でも気軽に試せます。セリアのカーテンを表側に飾り、その裏側にはぎれを挟むことで、デザイン性と機能性を両立させることができます。

③ 遮光フィルムやロールスクリーンと併用する

窓ガラス自体に遮光フィルムを貼る、あるいはロールスクリーンを導入するのも効果的です。いずれもホームセンターやネット通販で手軽に購入でき、セリアのカーテンはそれらの「上掛け」として使うのがおすすめです。特に遮光フィルムは外からの視線をカットしつつ、昼間は採光も確保できるタイプもあるので、目的に合わせて選んでみてください。

結局、セリアのカーテンはどんな人に向いているのか?

ここまでの検証を踏まえると、セリアのカーテンが最も適しているのは、以下のような条件に当てはまるケースだと言えます。

  • 日中だけの使用で、夜間は別の遮光対策をしている
  • 人の出入りが少ない高層階の窓や、裏通りに面していない窓に使う
  • あくまで装飾目的で、目隠しとしての機能は求めていない
  • 仮住まいや短期間の使用で、コストを最優先したい

逆に、以下のような方は、セリアのカーテンだけに頼るのは避けたほうが無難です。

  • 1階や道路に面した部屋で使いたい
  • 夜間もプライバシーをしっかり守りたい
  • 防犯対策としてカーテンを取り付けたい
  • 就寝時に部屋を完全に暗くしたい

セリアのカーテンを上手に取り入れるなら「役割」をはっきりさせよう

セリアのカーテンは、価格のわりにデザイン性が非常に高く、インテリアのアクセントとしての価値は間違いなくあります。しかし「遮光」という言葉に惑わされて購入し、いざ使ってみたら想像以上に透けてしまった——そんな失敗を防ぐためには、製品の特性を正しく理解した上で、使う場所や目的を明確にすることが何より大切です。

今回の検証で明らかになったのは、セリアのカーテンを「防犯」や「本格的な遮光」の文脈で使うのは難しいという点です。もしあなたが「外からの視線が気になる」「夜も安心して過ごしたい」と考えているなら、セリアのカーテンはあくまで「装飾のプラスワン」として位置づけ、遮光の役割は別の製品に任せることをおすすめします。

どうしてもお気に入りのデザインを諦められない場合は、今回紹介した重ね付けやはぎれの活用、フィルムとの併用など、工夫次第でリスクをかなり軽減できます。自分の住まいの環境と照らし合わせながら、最適な使い方を見つけてみてください。

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