PR

新型スペーシアギアで車中泊はどう変わった?旧型と徹底比較、快適に寝られるマット選びも解説

記事内に広告が含まれています。

2024年9月、スズキの軽トールワゴン「スペーシアギア」がフルモデルチェンジを果たしました。車中泊目的でこのクルマを検討している方にとって、最も気になるのは「新型は本当に快適に寝られるのか?」「旧型と何が違うのか?」という点ではないでしょうか。

結論から言うと、新型スペーシアギア(MK94S系)は全高が1,800mmに向上し、室内空間の広さと使い勝手が旧型(MK33V/53S型)から大きく進化しました。しかしその一方で、シートを倒しただけでは完全なフラットにならないという課題は旧型から引き継がれており、マット選びや段差解消の工夫が依然として重要です。本記事では、2024年9月に発表された新型の最新情報をもとに、旧型との違いを比較しながら、実際に快適な車中泊を実現するための具体的なノウハウを解説していきます。

新型スペーシアギアの車中泊スペックを旧型と比較する

新型スペーシアギアの車中泊適性を正しく理解するには、まず旧型から何が変わったのかを把握することが不可欠です。ここでは、実際の車中泊シーンに直結するポイントを中心に比較していきます。

比較項目新型スペーシアギア(MK94S系)旧型スペーシアギア(MK33V/53S型)車中泊への影響
全高1,800mm約1,780-1,790mm(推定)新型は室内高が向上し、車内での着替え・調理がさらにラクに
価格帯(税込)1,952,500円〜2,157,100円1,700,000円〜2,000,000円(推定・中古相場から逆算)新型は価格が上昇しているが、装備も充実
後席マルチユースフラップ標準搭載未搭載(または簡易版)新型は足置き/ストッパーとして車中泊で有利
グレード構成ハイブリッドXZ / XZターボ(2WD/4WD)ハイブリッドXZ / XZターボ(旧型も同様)大きな変更なし
安全装備デュアルセンサーブレーキサポートⅡ、ACCなど最新スズキセーフティサポート(旧世代)新型は運転支援が進化し、長距離運転の疲労軽減に貢献

(出典:新型スペーシアギアのスペックはEagle Valley Trailer Houseの2024年9月発表記事、旧型の情報はゴリラキャンプクラブの実測記事および中古車情報サイトの相場データより作成。価格帯は推定値を含みます。)

この表からもわかるように、新型で特に注目すべきは「全高の向上」と「マルチユースフラップの標準装備化」です。全高が1,800mmになったことで、旧型と比べて頭上空間に余裕が生まれました。実際に車内で着替えたり、簡単な調理をしたりする際のストレスが大幅に軽減されています。

また、後席に標準搭載されたマルチユースフラップは、シートを倒して車中泊モードにした際に足置きとして活用できるだけでなく、荷物の転がり防止ストッパーとしても機能します。この装備は旧型にはない新型ならではのメリットで、就寝時の快適性向上に直結しています。

新型で実際に寝てみる:シートアレンジ3パターンの実測レビュー

では、実際に新型スペーシアギアでどう寝るのか。基本となるシートアレンジは大きく分けて3つのパターンがあります。

1. ソロ向け完全フルフラットモード
助手席を前方へスライドさせ、後席と連結させることで最大級の就寝スペースを確保する方法です。Motor-Fanの記事(2024年公開)によると、前席と後席を連結させた際の就寝スペースの長さは約1,700mmとの実測値が報告されています。このモードは身長が高めの方でも比較的楽に寝られるのが特徴です。

2. 2人向けリフレッシュモード
運転席と助手席をそれぞれ後席と連結させることで、2名分の就寝スペースを確保します。横幅は軽自動車の限界がありますが、カップルや親子での車中泊に向いています。

3. 荷物優先ラゲッジモード
後席を倒して荷室をフルフラットに近い状態にする方法です。ただし、このモードの就寝スペースの長さは約1,300mmと短くなるため、大人が寝るにはやや厳しいサイズ感です。荷物を多く積みたい場合や、お子様の就寝スペースとして利用するのが現実的です。

ここで注意したいのが、どのモードを選んでも完全なフラットにはならないという点です。旧型でも指摘されていた課題ですが、ゴリラキャンプクラブの実測検証によると、前席から後席への段差は約20cm、後席から荷室への段差は約7-8cmあることが確認されています。新型でもこの構造は大きく変わっていないため、段差解消のためのマット選びが非常に重要になってきます。

新型オーナーのためのマット選び完全ガイド:失敗しない3つのポイント

SNSやQ&Aサイトで特に多く見られるのが「どのマットを選べばいいかわからない」「厚さを間違えて腰が痛くなった」といった声です。ここでは、実際のユーザーのつまずきをもとに、マット選びの具体的な基準を解説します。

マット厚さ別の段差解消効果とおすすめ体型

マット厚さ段差解消効果(前席-後席間の段差約20cmに対する)収納時の大きさ(目安)価格帯(2枚分・目安)おすすめ体型・用途
3cmほぼ解消されず、段差がそのまま体感される非常にコンパクト〜5,000円子供・軽量級の人。緊急用仮眠向け
5cmある程度解消されるが、体の大きな人には違和感が残るコンパクト5,000〜10,000円標準体型のソロ。バランス型
8cmほぼ完全に解消され、寝心地良好やや大きい(収納スペース要)10,000〜20,000円体格の良い人・2人利用。本格車中泊向け

(出典:ゴリラキャンプクラブの実測検証結果およびAmazon等の販売相場をもとに作成。価格帯は推定値を含みます。)

重要なのは、厚さだけを基準に選ばないことです。たとえば「8cmのマットを買えば間違いない」と思われがちですが、収納時の大きさを考慮すると、スペーシアギアのような軽自動車では荷物スペースを圧迫するというデメリットがあります。X上では「5cmのマットで十分だった」という声もあれば、「5cmでは腰が痛くなって結局8cmに買い替えた」という声もあり、体型や就寝姿勢によって最適解が異なることがわかります。

目安としては、体格が標準的な方でソロ利用がメインなら5cm、体格に自信がある方や2人で利用するなら8cmを選ぶと失敗が少ないでしょう。また、どうしても収納スペースを優先したい場合は3cmのマットを選び、その上にエアマットを重ねるというハイブリッド戦略も選択肢の一つです。

新型スペーシアギアで車中泊する際の注意点

新型スペーシアギアは車中泊に非常に適したクルマですが、いくつか注意すべきポイントもあります。

全高1,800mmの駐車場問題
新型の全高は1,800mmとなりました。この高さは、都市部によくある立体駐車場の制限高さ(1,550mmや1,700mmが多い)を超えるケースが少なくありません。SNS上でも「駐車場に入れずに予定変更を余儀なくされた」という声が複数確認されています。車中泊の計画を立てる際は、事前に駐車場の高さ制限を必ず確認する習慣をつけましょう。

夏の暑さと冬の寒さ、結露対策
車中泊の永遠のテーマである温度管理と換気の問題は、新型でも変わりません。夏場は車内が暑くなりすぎて寝られない、冬場は寒さで目が覚める、そして結露で車内がびしょ濡れになる――こうしたトラブルは、実際に車中泊を経験したユーザーから頻繁に報告されています。これらは装備やアイテムの工夫で解決できる部分ですので、季節に応じた対策を別途検討することをおすすめします。

まとめ:新型スペーシアギアは車中泊の新しい選択肢になる

新型スペーシアギア(MK94S系)は、全高の向上やマルチユースフラップの標準装備化により、旧型よりも車中泊に適したクルマへと進化しました。ただし、シートを倒しただけでは完全フラットにならないという軽自動車ならではの制約は継承されており、マット選びや段差解消の工夫は欠かせません。

購入を検討中の方は、旧型の中古車と新型の新車のどちらを選ぶかという判断に迷うかもしれませんが、車中泊の快適性を重視するなら新型に軍配が上がります。一方で、予算を抑えたい方や旧型の車中泊ノウハウが既にある方は、中古市場での選択肢も視野に入れてみてください。

新型スペーシアギアの車中泊は、正しい準備と工夫次第で、軽自動車とは思えないほどの快適空間を生み出すことができます。ぜひ本記事で紹介したポイントを参考に、あなただけの最適な車中泊スタイルを見つけてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました