「東京で車中泊、本当にできるの?」
この疑問、めちゃくちゃ気になりますよね。結論から言います。 2026年8月現在、東京都内で“正々堂々”と車中泊ができる場所は、23区内に1ヶ所しかありません。 でも、それで話が終わってしまうと、あなたが本当に知りたいことに答えられていない気がします。
実は今、東京での車中泊を取り巻く環境が、大きく変わりつつあるんです。 2026年7月、大手コンビニチェーンのローソンが、なんと「車中泊サービス」の本格展開をスタートさせました。まだ東京都内にはありませんが、2026年度中に70店舗規模への拡大が予定されており、東京・神奈川への展開も検討されています。
しかも、それだけじゃない。ビジネスホテルの客室単価は2024年には約13,088円(2020年の約2倍)まで高騰し、車中泊を「費用を抑えるため」に選ぶ人が6割に達するというデータもあります(日刊SPA!、2025年)。つまり、車中泊が「趣味」から「実用的な宿泊手段」へと変わってきているんです。
この記事では、そんな激動の2026年、東京で車中泊をするための「最新の正解」をギュッとまとめました。公認施設はもちろん、今まであまり語られてこなかった「コインパーキングの正しい使い方」「実際に起きているトラブル」「これから登場する新サービス」まで、あなたが知りたい情報を余すところなくお届けします。
なぜ今「東京での車中泊」が注目されているのか?〜ホテル代高騰とコンビニ進出の背景〜
車中泊と聞くと、「アウトドア好きな人がやること」というイメージが強かったかもしれません。でも、今はちょっと事情が違います。
最大の理由は、宿泊費の高騰です。先ほども触れた通り、ビジネスホテルの客室単価は2020年と比べて約2倍の水準にまで上がっています。出張で東京に来るサラリーマンはもちろん、ちょっとした旅行やイベントで宿を取ろうと思ったら、予算オーバーで泣く泣く諦めた……そんな経験、あなたにもありませんか?
東京商工リサーチの調査(2024年)によると、この宿泊費高騰の背景には、インバウンド(訪日外国人客)の急回復があります。2019年5月には2割弱だった外国人宿泊者の割合が、2025年5月には3割近くまで増加。需要が供給を上回れば、価格が上がるのは当然の経済原理です。
そうなると、必然的に目を向けられるのが「車中泊」という選択肢。「ちょっとした遠征費用を抑えたい」「もう少しお金を観光や食事に回したい」というニーズが、車中泊を“渋々選ぶ”のではなく、“賢く選ぶ”行動に変えつつあります。
そして、そんな需要をビジネスチャンスと捉えたのが、なんとローソンでした。
【最新情報】ローソンがついに車中泊サービスを本格開始!東京展開はいつ?
2026年7月、コンビニエンスストア大手のローソンが、千葉県で試験的に始めていた「車中泊サービス」を、埼玉・静岡・愛知の計28店舗に拡大したことが大きなニュースになりました(時事通信、2026年7月14日)。
具体的には、RVパーク(日本RV協会が認定する車中泊専用施設)と同様の基準を満たした店舗駐車場を、一泊2,500円〜で提供するというもの。駐車場は2台分のスペースが確保され、24時間利用できるトイレや、100Vの電源ドラムの貸し出しも行われています。
では、肝心の東京は?
現時点(2026年8月)では、東京都内にローソンの車中泊サービス店舗はありません。しかし、ローソンは2026年度内に約70店舗まで拡大する目標を掲げており、東京・神奈川・三重・岐阜への拡大も検討中と発表しています(FNNプライムオンライン、2026年7月6日)。
つまり、2027年には東京都内のどこかに「ローソンで車中泊」ができる日が来るかもしれないということです。この動きは、それまで「施設」としてしか存在しなかった車中泊スポットを、「コンビニ」という日常のインフラに変える可能性を秘めています。今後の公式発表から絶対に目が離せません。
ちなみに、静岡県内では具体的に9店舗でサービスが始まっており、建通新聞社(2026年7月17日)の報道によると、三島大場店、伊豆熊坂店、伊豆月ケ瀬店など、観光地や主要道路沿いを中心に展開されています。GW期間中の稼働率は9割超というデータもあり、その需要の高さが伺えます。
これだけは押さえたい!東京都内の「公認」車中泊スポット3選
さて、最新のコンビニ進出情報をお伝えしましたが、現時点で東京で「絶対に安心して泊まれる」公認施設を押さえておくことは必須です。ここでは、代表的な3つの施設を紹介します。
1. RVパーク東京・東墨田(墨田区):23区内で唯一のRVパーク
ここは、先ほど「23区内に1ヶ所」とお伝えした、まさにその施設です。日本RV協会の公式RVパークとして認定されており、住所は東京都墨田区。スカイツリーも近く、下町情緒あふれる観光の拠点としても抜群のロケーションです。
料金は1泊5,000円と、コインパーキングと比べると高めですが、その分の価値はあります。電源やシャワーはもちろん、無料の洗濯機まで完備しているので、連泊する際にはかなり助かります。何よりも、「ここに停めていいんだ」という安心感は、お金では買えないものです。
2. くるま旅パーク 東京オートキャンパー王子神谷(北区):コスパ最強の選択肢
「RVパークは高いけど、ちゃんとした施設に泊まりたい」という方におすすめなのが、こちら。くるま旅クラブが運営する「くるま旅パーク」で、北区に位置します。
料金は1泊1,300円〜3,900円と、RVパークよりぐっと手頃。なんと浴室が完備されているので、汗をかいた日でもスッキリシャワーを浴びることができます。電源を使用する場合は別途500円程度かかりますが、それを差し引いてもコストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。
3. くるま旅パーク 旅する車 宇津貫BASE(八王子):アウトドア感を楽しみたい人に
都心から少し離れた八王子エリアにあるのが、こちらの施設。料金は3,000円〜7,000円と幅がありますが、なんと敷地内で屋外シアターが楽しめるというユニークな特徴を持っています。
近くに温泉施設もあり、電源設備も整っているため、車中泊をしながら「キャンプ気分」を味わいたい方にぴったりです。
【3施設比較まとめ】
| 施設名 | エリア | タイプ | 1泊料金(目安) | トイレ | 電源 | 風呂 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| RVパーク東京・東墨田 | 墨田区 | 公認RVパーク | 5,000円 | 〇 | 〇 | 〇(シャワー) | 安心重視・観光拠点 |
| くるま旅パーク王子神谷 | 北区 | 公認くるま旅パーク | 1,300〜3,900円 | 〇 | 〇(別途500円) | 〇(浴室) | コスパ重視・長期滞在 |
| くるま旅パーク宇津貫BASE | 八王子 | 公認くるま旅パーク | 3,000〜7,000円 | 〇 | 〇(別途) | ✕(近隣温泉) | アウトドア派・BBQ目的 |
(※出典:JAF Mate Online、各施設公式サイトを基に2026年8月時点で作成)
禁止表示がなければOK?「コインパーキング車中泊」のリアルとリスク
さて、ここからが本題です。検索して出てくる情報の多くは、上記の施設よりも「このコインパーキングが安い」「ここはバレない」といった情報ではないでしょうか。
確かに、「車中泊禁止」の表示がないコインパーキングを探すのは、一つの有効な手段です。しかし、ここには大きな落とし穴があります。
ユーザーから上がるリアルな悲鳴
2026年8月時点のSNSやQ&Aサイトの口コミを調べてみると、以下のような声が多く見受けられました。
- 深夜に警備員に起こされて移動を求められた(特に23区内の住宅街に近いパーキングで多発)
- 「最大料金」の表示を見逃して、思いのほか高額な請求が来た(夜間最大があっても、時間外の通常料金が加算されるケースあり)
- トイレが遠くて深夜に困った/トイレが施錠されていて使えなかった
- 近くにコンビニがなくて、夕食や朝食の調達に困った
- Googleマップの情報が古く、現地に行ったら駐車場がなくなっていた
特に多いのが「深夜の追い出しトラブル」です。コインパーキングはあくまで「駐車する場所」であって「宿泊する場所」ではありません。たとえ禁止表示がなくても、近隣住民からの苦情や、警備会社の巡回で発見されれば、退去を求められるリスクは常に存在します。
グレーゾーン駐車場を選ぶための安全チェックリスト
どうしても公認施設では予算が合わない、という場合のために、リスクを最小限にするためのチェックリストを作成しました。
- 夜間最大料金の有無を必ず確認する(例:19:00〜7:00で最大○○円など)
- トイレが徒歩3分以内にあり、24時間開放されているか実際に確認する
- 住宅街ではなく、倉庫や工場エリアなど民家から離れた場所を選ぶ
- 「車中泊禁止」「長時間駐車禁止」の看板がないか、現地で二重確認する
- Googleマップのストリートビューで、夜間の人通りや周辺環境を事前にチェックする
このリストを一つでも満たしていない場所は、避けた方が無難です。せっかくの車中泊が、不安やトラブルで台無しにならないようにしてください。
雨の日でも安心!「海ほたるPA」という選択肢
「それでもやっぱり、バレるリスクを負いたくない……」
そんなあなたには、海ほたるパーキングエリア(PA) という選択肢もあります。アクアラインの途中、東京湾上に浮かぶこの施設は、パーキングエリア内での車中泊が比較的寛容なことで知られています。
もちろん、長時間の駐車が原則禁止されている場合もあるので、必ず最新の駐車ルールは確認してください。ただ、24時間利用できるトイレやコンビニ、飲食店が完備されており、雨の日でも快適に過ごせる点は大きな魅力です。
何より、周りも車中泊をしている人が多く、「自分だけが浮いている」という感覚が少ないのもメリット。横浜や千葉方面への観光の拠点としても活用できます。
まとめ:2026年、東京での車中泊は「待つ」のも「工夫する」のもアリ
ここまで読んでいただいて、東京での車中泊が決して「ワンパターン」ではないことが伝わったでしょうか。
現時点での最適解は、「お金と安心を天秤にかける」ことです。
- 確実に快適に過ごしたいなら、RVパーク東京・東墨田やくるま旅パークなどの公認施設。
- どうしても費用を抑えたいなら、リスクを理解した上でコインパーキングを活用する。
- 雨の日や中途半端な時間帯は、海ほたるPAのようなパーキングエリアを検討する。
そして、忘れてはいけないのが、ローソンに代表される「コンビニ車中泊」という新たな選択肢が、もうすぐそこまで来ているということです。
2026年度中には70店舗、そして東京・神奈川への拡大も視野に入っているこのサービスが本格化すれば、「東京で車中泊」の当たり前が大きく変わります。公式の最新情報をこまめにチェックして、安全で賢い車中泊ライフを楽しんでくださいね。

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