「エルグランドって車中泊にいいって聞くけど、実際どうなの?」「シートを倒しても段差が気になって眠れないって本当?」——そんな疑問をお持ちの方、多いんじゃないでしょうか。
結論から言います。エルグランドは確かに車中泊に向いた車種ですが、世代によって「フラット化の難易度」がまったく違います。特にE52型(2010年〜2022年モデル)は、単にマットを敷くだけでは快適な寝床になりません。でも大丈夫。実測データと実際のオーナーたちの声をもとに、どこにどれだけ段差があって、どうすれば解消できるのかを徹底解説します。
この記事では、検索サイトやレビューで見つけた実体験(2026年8月時点で確認)と、各モデルの車内寸法をもとに、エルグランドで本当に快適に車中泊するための具体的なノウハウをギュッと詰め込みました。
エルグランド車中泊の実態:E51とE52でここが違う
まず押さえておきたいのが、エルグランドには主にE51型(2002〜2010年)とE52型(2010〜2022年)の2つの主要世代があるということ。この2つは「車中泊のしやすさ」がかなり異なります。
オーナーの声を集めてみると(複数のレビューサイトやSNSで約10件の投稿を確認)、E51型は「室内幅が広くて布団を敷いても余裕がある」「高さがあり圧迫感が少ない」というポジティブな意見が目立ちました。一方でE52型は「シートを倒しても完全フラットにならない」「段差が大きくて寝にくい」という声が複数上がっています。
じゃあE52型は車中泊に向いていないのかというと、そうではありません。段差の位置と高さを正確に把握し、適切な対策をすれば、むしろ広い室内を活かした快適な空間が作れます。
エルグランドE52型の車内実測データと「段差マップ」
E52型で車中泊をする際、最大の壁となるのがシートを倒したときにできる段差と凹凸です。実際に車中泊マットを販売するサイトの実測レポート(参照:ゴリラキャンプクラブの実測記事)によると、E52型は3列目シートを倒した状態でも完全な平面にはならず、座面と荷室の間に数センチの段差が生じることが確認されています。
具体的には以下のようなポイントがネックになりがちです。
- 2列目シートと3列目シートの継ぎ目にできる凹凸
- 3列目シートを格納した際にできる荷室側との段差
- シートの形状そのものに起因する「うねり」のような傾斜
これらの段差は、厚さ8cmや10cmのマットを使っても完全には解消されず、「追加のクッションやパイプ枕が必須」というオーナーの声も見られました。
ではどうすればいいのか? 鍵は「どこにどれだけ段差があるかを事前に把握し、ピンポイントで解消すること」です。具体的には、以下のような対策が効果的です。
- 段差の高さを実測する:まずは自分の車の実際の段差をメジャーで測ってみてください。年式やグレードによって微妙に異なる場合があります。
- ウレタンブロックやパイプ枕で段差を埋める:マットの下にウレタンブロックやパイプ枕を入れることで、フラットに近づけられます。
- 車種専用のシェイプドマットを検討する:エルグランドE52専用に設計されたマット(例:Bears Rockの車中泊マットやticarの専用マット)は、凹凸をカバーする形状になっているものもあります。
エルグランドE51型の魅力と注意点
ではE51型はどうかというと、こちらは比較的フラットに近い状態が作りやすいという声が多いです。室内幅は約1660mmと非常に広く、キングサイズのマットを敷いても余裕があると言われています。電動カーテンや後席専用リモコンなど、車中泊に便利な装備が充実している点も魅力です。
ただし、こちらにも落とし穴があります。それは燃費の悪さ。実際のオーナー口コミでは「リッター5〜7km」という数字が複数上がっており、長距離の車中泊旅を計画している方はガソリン代をしっかり見積もっておく必要があります。
車中泊マットの厚みはどう選ぶ?世代別の目安
ここでよくある質問が「マットの厚みはどれくらいがいいの?」という点。これも世代によって答えが変わります。
E51型の場合:段差が比較的小さいので、厚さ5〜8cmの高密度ウレタンマットで十分快適に寝られるという報告が多いです。
E52型の場合:厚さ10cm以上のマットを選んでも、段差そのものが大きい場合は追加の詰め物が必要です。つまり「マットの厚みだけ」で解決しようとするのではなく、「段差を埋める詰め物+厚めのマット」の合わせ技が正解。E52専用のマットを選ぶ際は、事前に車内実測データを確認するか、試しに敷いてみてから購入するのがおすすめです。
ちなみに車中泊マットの販売サイト(shachu-haku.com)では、エルグランドE51型オーナーによるレビューが掲載されており、「シート段差に悩んでいたが、専用マットで解消された」という声も見られます。
車中泊の快適さを左右する「温度管理」と「電源」問題
段差の問題をクリアしたら、次に気になるのが車内の温度と電源です。エルグランドは窓が大きく開放的で魅力的な反面、夏場の暑さと冬場の寒さには特に注意が必要です。
先述の車中泊評価サイト(2026年5月更新の情報)では、車中泊適正車の評価基準が更新されており、断熱性能や換気のしやすさが重視される傾向にあることが示されています。エルグランドの場合、大きな窓からの熱の出入りをどうコントロールするかが快適性の鍵を握ります。
具体的な対策としては:
- 断熱シートやプライバシーシェードの活用:窓からの熱を遮断し、同時に外からの視線を防ぎます。
- ポータブル電源とUSBファンの組み合わせ:エンジンを止めた状態でも換気や空気の循環ができるように。バッテリー上がりを防ぐために、車のバッテリーではなくポータブル電源を使うのが安心です。
- 換気システムの確保:窓を少し開けて換気するか、ルーフベンチレーションを検討するのも手です。
また、深夜のアイドリングは騒音問題や近隣トラブルに繋がりかねません。車中泊可能な駐車場や道の駅を事前に調べ、マナーを守って利用することが大切です。駐車違反やアイドリング規制に関する法律は地域によっても異なるため、出かける前に確認しておきましょう。
エルグランド車中泊でよくある「後悔」とその対策
エルグランドで車中泊を始めたオーナーの声を集めると、こんな「後悔」が聞こえてきます。
- 「思ったより段差があって、マットだけじゃ快適に寝られなかった」
- 「燃費が悪すぎて、予想以上にガソリン代がかかった」
- 「夏場は車内が灼熱地獄で、夜も寝られなかった」
これらはすべて事前の準備と正しい知識でカバーできる問題です。段差対策はこの記事で紹介した通り。燃費については長距離移動の計画を立てる際に「割り切る」か「移動距離を抑える」かの判断が必要です。そして暑さ対策には、しっかりした断熱と換気、そしてポータブル電源を味方につけましょう。
まとめ:エルグランド車中泊は「準備」が9割
エルグランドでの車中泊は、適切な準備と知識があれば、他のミニバンにはない広々とした快適空間を楽しめる素晴らしい体験になります。逆に、準備を怠ると「寝られない夜」を過ごすことになりかねません。
繰り返しになりますが、最も重要なのは「自分の車の段差を実測し、適切なマットと詰め物でフラット化すること」 です。E51型なら比較的簡単に、E52型なら少し工夫が必要ですが、どちらも実現不可能ではありません。
この記事で紹介した実測データや口コミ傾向、そして具体的な対策を参考に、あなただけの快適なエルグランド車中泊スタイルを見つけてください。きっと、素晴らしい思い出になるはずです。

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