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「日産キャンピングカー」の賢い選び方。新車・中古・架装の違いを徹底比較

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日産のキャンピングカーを検討し始めたあなたへ。最初にお伝えしたいのは、「日産キャンピングカー」といっても、実は大きく分けて3つの購入ルートがあるということです。新車で純正架装の「MYROOM」を選ぶか、プロショップでフルオーダーするか、それとも中古車市場から掘り出すか。どのルートを選ぶかで、価格も納期もカスタマイズの自由度も、そして後々の満足度まで大きく変わってきます。この記事では、2026年8月時点の最新の情報と実際の中古市場のデータを基に、あなたにとって「正解の選び方」がわかるように徹底的に比較していきます。

日産キャンピングカーは「選び方」が3つある

まず大前提として押さえておきたいのが、日産のキャンピングカーはすべて「キャラバン」をベースにしているということです。日産の商用バンであるキャラバン(NV350キャラバン)のシャシーとキャビンをベースに、後ろの居住スペースをどう架装するかで、大きく以下の3つのルートに分かれます。

1. 日産純正架装「MYROOM」
2. 日産直営プロショップ「ピーズフィールドクラフト」での架装
3. 中古車市場から探す

この3つは、一見どれも「日産キャンピングカー」に見えますが、中身はまったく別物です。価格帯も200万円台から1000万円超まで幅広く、納期も「即日」から「半年以上待ち」まで様々。何より、自分が何を重視するかで最適なルートが変わってくるので、最初にそこをはっきりさせておくことが失敗しないための第一歩です。

ルート1:純正架装「MYROOM」の特徴とメリット・デメリット

まず最初に紹介するのが、日産が自社で架装した純正キャンピングカー「MYROOM」です。日産の公式サイトで「キャラバン MYROOM」として展開されているこのモデルは、ディーラーで新車として購入できるのが最大の特徴です。

MYROOMのここがすごい「2 in 1シート」

MYROOMの最大の目玉は、何と言っても「自動車業界初」とうたわれる2 in 1シートです。これは何かというと、シートの表面と裏面で硬さが異なる構造になっていて、表はふかふか、裏はしっかりめといった具合に、その日の気分や体調に合わせてひっくり返して使えるというもの。日産の公式サイト(2025年10月時点の情報)によると、このシートは5:5分割で左右個別にアレンジも可能で、跳ね上げベッドと折りたたみベッドの2種類から選択できるようになっています。

このシートの実用性について、実際のユーザーからは「長時間のドライブでも疲れにくい」「子供連れだとシートアレンジの自由度が助かる」といった声が複数上がっていました。一方で、「裏表で硬さが変わるのは便利だけど、好みが分かれるかも」という声もあり、実際に体感してみるのが一番というのが正直なところです。

MYROOMの価格帯と納期

価格帯は、ベース車両のグレードや架装オプションの内容にもよりますが、おおよそ400万円から600万円台が目安です。ディーラーで新車を購入する形になるので、購入後のアフターサポートは日産の全国ディーラーネットワークで受けられるという安心感があります。納期は受注生産のため数ヶ月程度を見込んでおくのが一般的です。

デメリットは「カスタマイズの限界」

MYROOMのデメリットは、純正オプションの範囲内でしか選べないという点です。レイアウトも装備も日産が用意した数パターンの中から選ぶことになるので、「ここは自分好みに変えたい」というこだわりには応えられません。また、発売されて間もないこともあり、中古市場での流通量はまだ非常に少ないのが現状です。

ルート2:プロショップ架装「ピーズフィールドクラフト」の世界

2つ目のルートは、日産の直営プロショップである「日産ピーズフィールドクラフト」で架装してもらう方法です。ここは日産東京販売が運営する直営店で、新車のキャラバンをベースに、ユーザーの要望を細かく反映したフルオーダー架装が可能なのが特徴です。

ピーズクラフトのラインナップ

ピーズフィールドクラフトの公式サイト(2026年3月2日更新)では、主に3つのモデルを展開しています。

  • BRILLANTE:上質な旅を演出するプレミアムモデル
  • OASIS:家族でのレジャーに適した実用的なモデル
  • SPACE CAMPER:コンパクトで扱いやすいエントリーモデル

これらのモデルは、あくまで「ベースプラン」であり、内装の素材やレイアウト、電装系の仕様など、ほぼ無限に近いカスタマイズが可能です。例えば、「ベッドはダブルサイズで固定式がいい」「調理スペースはもっと広く取りたい」「サブバッテリーは大容量のものにしたい」といった要望を、実際の施工前にじっくり打ち合わせながら形にしていきます。

価格帯と納期、そしてアフター

価格は、ベース車両代+架装代の合計で、600万円から1000万円を超えるケースも珍しくありません。フルオーダーが基本なので、予算に応じて装備を取捨選択していくことになります。納期は受注生産のため、通常は数ヶ月から場合によっては半年以上かかることもあります。ただし、その分だけ「世界に一台だけの自分仕様」が手に入るわけです。

アフターサポートは、基本的にはピーズフィールドクラフトをはじめとする架装メーカーや販売店経由での保証となります。日産ディーラーと比べると全国ネットワークというわけにはいきませんが、専門スタッフによる丁寧な対応が期待できます。

ルート3:中古車市場から「掘り出す」楽しみ方

3つ目は、中古車市場から探すというアプローチです。カーセンサーなどの情報サイトで検索すると、全国で結構な台数がヒットします。具体的には、2026年8月時点の検索結果では、全国で275台の日産キャンピングカーが掲載されていました(8ナンバー車両かつキャンピングカー装備ありでフィルタリングした場合)。

中古市場の価格帯と流通の特徴

中古の日産キャンピングカーは、200万円台から600万円台と非常に幅広い価格帯で取引されています。年式や走行距離、装備の内容、架装メーカーによって価格が大きく変わるのが特徴です。

驚くべきは、MYROOMのような最新モデルはまだほとんど出回っていない一方で、10年近く前のモデルでもしっかりとした装備のものが100万円台後半で見つかることもあります。つまり、予算が限られている人ほど中古は有力な選択肢になるわけです。

中古購入のメリット・デメリット

メリットは何と言っても価格の安さ即納性です。新車では数ヶ月待ちのところ、中古なら現物を確認してそのまま購入・納車も可能です。また、前のオーナーが様々なオプションをすでに付けている場合が多く、新車で同じ装備を揃えるよりもお得に感じることもあります。

デメリットは、個体差が非常に大きいという点です。同じモデル名でも、前オーナーの使い方や保管状態によってコンディションは天と地ほど違います。また、アフター保証がほとんどない、または販売店の限定的な保証しかないケースが大半なので、購入前にしっかりとした現車確認と、可能であれば専門家による診断が欠かせません。

また、中古車サイトで見かける口コミを見ると、「希望の仕様の車両がなかなか見つからない」という声が複数見られました。欲しいモデルや装備が決まっている人は、根気強く探し続ける覚悟が必要です。

徹底比較!3ルートを一覧表でチェック

ここまでの内容を、表にまとめてみました。自分がどのルートに向いているか、ざっくりと把握するのに役立ててください。

評価軸新車・純正(MYROOM)新車・プロショップ架装(ピーズクラフトなど)中古車(カーセンサー参照)
価格帯(目安)400〜600万円台600〜1000万円超200〜600万円台
納期数ヶ月数ヶ月〜半年以上即納可能(現物確認後)
カスタマイズ自由度限定的(純正オプションのみ)非常に高い(フルオーダー)ほぼゼロ(すでに完成済み)
アフターサポート日産ディーラー(全国ネットワーク)架装メーカー・販売店経由販売店保証 or なし
独自装備の有無2 in 1シート(業界初)などユーザー要望を100%反映可能前オーナーの仕様を引き継ぐ
中古市場の流通量極めて少ないやや少ない275台(2026年8月時点)

日産キャンピングカーで後悔しないための「選び方フローチャート」

では、この3つのルートの中から、あなたはどれを選べばいいのでしょうか。以下の質問に答えて、自分に合ったルートを探ってみてください。

Q1. カスタマイズにこだわりたいですか?
はいの場合は、ルート2(プロショップ架装) が有力です。自分だけの理想のキャンピングカーを作りたいなら、ここ以外に選択肢はありません。予算と納期の覚悟は必要ですが、その分だけ「唯一無二の相棒」が手に入ります。

Q2. 日産ディーラーのアフターサポートを重視しますか?
はいの場合は、ルート1(MYROOM) がベストです。全国どこに行っても日産ディーラーでメンテナンスや修理が受けられるという安心感は、特に長距離ドライブを予定している人には大きなメリットです。純正ならではの統一感のあるデザインや、2 in 1シートのような独自装備も魅力です。

Q3. 予算を抑えたい、またはすぐにでも手に入れたいですか?
はいの場合は、ルート3(中古) が現実的です。ただし、ここで注意してほしいのは、「安かろう悪かろう」を避けるためには、しっかりとした目利きが必要だということです。特に、前オーナーがどんな使い方をしていたかは非常に重要で、 「長距離ツーリングに使っていた車両」と「週末の近場のキャンプだけに使っていた車両」では、エンジンや足回りの疲労度がまったく違います。できれば、キャンピングカーに詳しい知人や専門ショップのスタッフに同乗してもらい、状態を診断してもらうことを強くおすすめします。

また、実際のユーザーの声を見ると、「中古で買ったら、思ったより装備が古くて後悔した」「サブバッテリーの交換時期がすぐに来て、予想外の出費があった」という声も聞かれました。中古を選ぶ際は、購入後のランニングコストも含めてトータルで考えることが大切です。

まとめ:自分にとっての「ベストな日産キャンピングカー」を選ぶために

日産キャンピングカーには、大きく分けて「純正MYROOM」「プロショップ架装」「中古車」という3つの購入ルートがあること、そしてそれぞれに明確なメリット・デメリットがあることをお伝えしてきました。

大切なのは、「みんなが選んでいるから」とか「とりあえず安いから」ではなく、自分のライフスタイルや予算、そしてキャンピングカーに何を求めるかという軸で選ぶことです。

  • アフターサポートや純正の安心感を最優先するなら「MYROOM」
  • 自分だけの理想を形にしたいなら「プロショップ架装(BRILLANTEやOASISなど)」
  • 予算を抑えて即座にキャンピングカーライフを始めたいなら「中古車」

どのルートにも正解はあります。そして、どのルートにも「注意すべきポイント」があります。この記事で紹介した比較表やフローチャートを参考に、ぜひあなたにとってのベストな一台を見つけてください。日産キャンピングカーでの旅が、素晴らしい思い出でいっぱいになることを願っています。

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